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ビジネス×貧困解決を牽引する人材に成長する! トビタテ奨学生【大学生等コース】の留学ビジョン

2014年から、毎年、志あふれる若者の留学を民間寄附で支援してきた日本代表プログラム。コロナ禍で全世界が感染症危険レベル2以上になり、1年半ほど海外渡航への支援を中断していました。(詳細はこちら )
2021年夏以降、トビタテ奨学生としてトビタち、留学生活を送っている若者の志と意気込みを御紹介していきます。ぜひ、応援をお願いします。

トビタテ生情報
名前:綿沼幸紀さん
学校:創価大学法学部4年
留学先:アメリカ
留学期間:2021年8月~2022年5月

留学内容

大学一年次、フィリピンのスラム街にある孤児院を訪れた際に、目を輝かせて勉学に励む子供の姿を目にし、貧困解決に貢献したいと考えるようになりました。また、ビジネスプログラムにて社会課題をビジネスで解決する経験を通じて、ビジネス×貧困解決をさらに留学で探求したいという思いから、世界有数のビジネス都市かつ貧困支援が盛んなアメリカ・アトランタにトビたちました。留学先で実践したこととして、①経営学の履修、②難民支援を行うNPOでのインターンシップを行いました。その中で、心に傷を抱えた難民の方々との出会いを通じて、物質的な支援では賄いきれないメンタル面でのサポートが貧困解決には重要であることを学びました。この経験を通じて、一人ひとりが経済的に貧困から抜け出すことはもちろん、その出発点であるメンタル面のサポートも大切にしていきたいと考えました。

コロナ禍で留学準備をする上で感じたこと、心がけたこと

1人ではやらないということを心掛けていました。コロナで入国手続き等が複雑になり、不安なことも多かったので、アメリカに留学する友人と連絡を取り合いながら、協力して進めました。

留学経験を生かして実現したい志

女性が見えない文化的な壁から解放され、経済的にも精神的にも生き生きと過ごせる社会を実現したいです。きっかけは、なんとなく興味があり履修したジェンダー学。見えない文化的な壁によって、多くの女性が雇用や家庭の場で経済的に下に置かれていることを学びました。日本では見聞きしなかった学びに、自分の価値観が大きく変わりました。加えて、インターンシップ先で難民女性の方が女性という理由で安定した収入の仕事先を見つけることを苦労していたのを目にし、今までは何となく「途上国の貧困を解決したい」と思っていましたが、現在は「女性の貧困解決」に携わりたいという思いが強まり、自分の本当にやりたいことがよりはっきり見えるようになりました。

後輩のみなさんへのアドバイス

アメリカは日本のようにインターンの機会が豊富にあるわけではありません。アメリカ留学中にインターンをしたい方は、留学先を決める前に、チャンスが多い地域をリサーチしたり、その地域に留学していた先輩に聞くことをおすすめします。

2点目に、帰国の飛行機についてですが、月曜は避けた方がいいです。というのも、私は帰国する際に、月曜の便を予約していたため、コロナの陰性検査を金曜日にやる予定でした。しかし、アメリカの病院やラボが土日はやっていないため、いくつかの病院で「結果があなたの飛行機の便には間に合わないかもしれない」と言われてしまいました。色々な病院をあたって、結局CVS Pharmacyという薬局が土日もやっていて間に合うということだったので、駆け込みました。ですので、①月曜の便を避ける、もしくは、②CVS Pharmacy等、土日も動いている病院を事前にチェックすると良いです。

意気込み

留学を通じて、両親、トビタテ関係者の皆様、友人、現地の方々、本当にたくさんの方にお世話になりました。自分の可能性を信じて投資してくださった皆様に恩返しする気持ちで、留学の学びをこれからのキャリアに生かし、女性のエンパワーメントに貢献していきたいです。


いかがでしたか?志豊かなトビタテ生の意気込みはマガジンにて配信中!
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