留学内容

セブ島に3週間滞在し、探求テーマを含む国際ボランティア活動と語学学習を同時経験してきました。①ボランティアでは、高校で学習している看護の力と、14年間のダンス経験と、高2から始めたダンスインストラクターの指導を活かして、スラム地区に住む特定のストリートチルドレンに、3週間ダンスを教え、学校では、貧困を理由にバカにされイジメの対象とされやすい子供達に、発表会を開催して、地域の方に見てもらい【自尊心を高めて貰う心のケアの取り組み】をしました。孤児院では公衆衛生の歯磨き講義、高齢者施設ではバイタルサイン測定、日本の伝統工芸の千羽鶴プレゼントし意味を伝えてきました。②語学の方では、語学学校に通い、普段勉強する事ができない医療英語にチャレンジし、英語でしかコミニケーションが取れない環境の中で、現地のダンススタジオでレッスンを受講し、英語でのダンスの教え方についても学んできました。

留学準備する中で感じたこと、心掛けたこと

①出身校から初のトビタテ生だった為、前例がなく、手続きに苦労しましたが、採用と同時に立ち上がったグループラインで度々質問をし、情報共有出来た事で、不安を最小限に抑える事がてきました。②看護とダンスを融合させたダンスセラピーとは、曲に合わせて体を動かし、ポジティブ思考に変化させる精神科の心のケアの治療法で、この治療を取り入れられている【こどもクリニック】の医師とメールでコンタクトを取らせて頂き、直接医師の目から見たダンスセラピーについてお話を伺い、ネットでどれだけ検索しても知る事ができない情報等を教わり、貴重な機会を頂きました。③その他には、子供達が楽しくダンスを習得出来る様に英語での盛り上げ方や、振り付けの説明等、3週間ダンスレッスンに毎日来て貰える様に、オリジナルTシャツを日本で作り、参加ポイントとして、スタンプラリーを作る工夫をしました。

留学経験を生かして実現したい志

セブ島での国際ボランティアの経験を生かして、子供の精神に少しでも寄り添い、自分の夢である児童思春期精神看護師の夢を掴み取みたいと思います。これは、子供小児科の精神科の看護師で、子供時代の不安をその時に減少させてあげるお手伝いする、お仕事です。そして、今回の留学を通じてダンスの大好きな子供達にクラウドファウンディングを利用して鏡をプレゼントしたいと感じました。私は今迄スタジオの鏡の前で練習を行っていましたが、今回は、鏡がない為、横を見ながら自信無さそうに踊っており、tiktokのインカメを利用し、自分の様子を見ながら踊る事が出来るだけで、いつもよりも100倍の可愛い笑顔で、自信をもって大きく踊っているダンスを見せてくれました。自分がどれほど踊れるのかを見て実体験する事でさらに自尊心向上が期待できると考えました。
又、大学に進学の際はこの経験を活かし、自分自身でワークショップを開催したいと思います。

意気込み・後輩へのメッセージ

留学は楽しい事だけで無く、異国の地だからこそ人生で体験した事のないハプニング等沢山ありました。ダンスの振り付けを教えて楽しんでくれていると思っていたら、【I'll dance, so give me the money.】と言う言葉にお金目当てだったんだとショックを受けたり、財布から、お金の一部が無くなっていたり、バイクタクシーで山の途中、ガス欠になり降ろされたり、海水浴でウニを踏んでしまい、13個もドゲが足裏に刺さり病院では、お酢につけて溶かす方法を教わったり、子供達から、ダンスレッスンのお礼に手作りブレスレットをプレゼントして貰ったり、喜怒哀楽！様々な感情が毎日溢れ出し、日本の毎日の生活が普通ではない事を知り、留学する事で沢山の事を経験し、自分自身の新しい扉を開く事が出来ました。トビタテからの留学の切符を勝ち取る為には、努力が必要ですが、その分同じ夢を持った同世代の仲間と出会う事が出来ます！是非チャレンジしてみて下さい！絶対に後悔しません。

いかがでしたか？
RIZUさんの留学の様子は、RIZUさんのインスタグラムでもご覧いただけます。

他にも、トビタテ奨学生としてトビタち、留学生活を送っている若者の志と意気込みをマガジンにて配信中！

ぜひ、様々な留学を経験している奨学生の記事もチェックしてくださいね。
すでに留学を終えた1,900人の先輩の体験談が検索できる留学大図鑑もぜひご覧ください！