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トビタテ!グローバル探究出張授業レポート2024 ★大分舞鶴高等学校編★

官民協働オールジャパンで日本の若者の留学機運を高めることを目指す、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」では、先輩留学生ロールモデルをゲストに招いたり、海外の高校の教室と繋いで行う、グローバル探究出張授業を2024年の2月~3月に全国13校に提供しました。受け入れてくださった先生から、その様子や感想をレポートしていただきます!

レポーター 吉田 裕佳先生(英語 国際理解教育部)

授業について

1月30日 アフリカで社会問題解決に取り組まれている方の講演を聞き、質疑応答を行いました。
2月13日 1月30日の講演会をもとに、自分たちのやりたいことや将来について考えるワークショップを行いました。

講師について

今回はアフリカで社会問題解決に取り組まれている方の講演者であった。スライドや動画等を準備していただき、わかりやすくご自身の経験や活動内容などをお話しいただきました。大学と仕事がどのようにつながっていくのかなども話していただき、こちらの要望を踏まえたお話をしていただき、大変すばらしい講演でした。

生徒の感想

"1月30日 ①自分の好きを幼い頃から貫き通す姿勢、ないなら作ればいいという精神や行動力には感動しました。②異国で課題を発見しそれに対して具体的に積極的に取り組んでいく姿勢がすごいと思った。自分も探求をしていく上で日本国内だけでなく海外や世界全体としてみたときの課題についても考えていきたい。③今まで、仕事は生活を安定させるためにすることだと思っていたけど、自分な好きなことを生涯やり続けていいんだなと自信をもらえた。

2月13日 ①自分が想像している未来を具体的に考えたことはなく、できないと感じていたけど、最高の未来はなんだろうと考えたときに、自分に今何ができるのかを理解できて良かった。②自分の未来を想像してその実現のために何が必要かを考え、それを実行することが大切だなと思った。10年後はまだ先のことのようできっとすぐだと思うのでもっと自分の将来像について考えるべきだなと思った。これから自分の視野を広げるためにも読書としたり、色々な活動に参加してみようと思った。③自分が将来やりたいことをイメージして、将来のために「今」何をする必要があるのか考えさせられました。人生楽しく過ごすために「今」一生懸命頑張っていきます。"

先生の感想
今回はアフリカで社会問題解決に取り組まれている方の講演を聞いたのだが、自分の好きなことから出発し、それを仕事にどのように結びつけ、現在どのような活動を行っているかなど日頃聞く機会のないお話を聞かせていただき、生徒たちの将来に対するビジョンや仕事に対する考え方を見つめる貴重な機会となった。漠然としていた探究活動でどのような方向性で取り組んでいけばよいのかを考えるのにも大いに役立った。
また、今回この企画を通じて「タイガーモブ」様を紹介していただけたことで、今後の探究活動や留学の支援の在り方などにも新たな視点を頂けた。学校内のみでできることを検討することも大切であるが、トビタテ!の企画や一般企業の方々のお力添えを頂くことで、より教育効果の高い活動を生徒たちに提供できるのではないかと考えている。