【イベント振り返り】オープンキャンパスVol.1 台湾編
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【イベント振り返り】オープンキャンパスVol.1 台湾編

※この記事は、2021年8月に実施したオープンキャンパスVol.1 台湾編でのスピーカーの会話を記事にしたものです。

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今回のスピーカーは、台湾の輔仁大學に進学された武藤さんです。

スピーカー情報:武藤悠海さん
神奈川生まれ北海道育ち。中学2年生の時ミシガン州に1ヶ月ホームステイした際に中国人の養子の女の子と漢字を使ってコミュニケーションを取ったことから中国語に興味が湧く。
その後高校の姉妹交流でボストンの高校に1ヶ月滞在し、何故か中華系の家庭にホームステイ。自分以外の家族が中国語で話していて参加できなかったことが悔しく、帰国後本格的に中国語を勉強本気で勉強するならば、高校の商業科で勉強していたマーケティングを中国語でチャレンジしよう!と思い立ち、台湾の大学に進学。輔仁大學卒業

台湾の大学を目指すきっかけ

武藤さんは高校時代にトビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムを利用した短期留学も経験されています。

1、中学2年時のミシガン州ホームステイ
ステイ先にいた中国人の養子の女の子と漢字を使ってコミュニケーションを取り、中国語に興味が湧きました。

2、高校1年時のノーブルズ姉妹校交流 
ステイ先の1つがたまたま中華系の家庭でした。私と話すときは英語ですが、家族や親戚と話すときは中国語だったため、輪に入れず悔しい思いを経験。帰国後すぐに中国語の勉強を始めました。

通っていた「輔仁大學」について


カトリック系の私立総合大学。12の学部があり、牧師やシスターになるためのコースもある。台湾の祝日だけではなく、カトリックに関する祝日もあるため、台湾内で一番祝日が多い大学だと生徒の中では話題。
学費は4年間で160万円程度(当時)。

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通っていた学部の授業


商業科を卒業したこともあり、企業管理学科を選択。
商学部とほとんど変わらない、理系よりの文系だったそう。(1年生はほぼ数学)

授業の例
必修科目
経済学、微積分、会計学、英語、体育、プログラミング、第二外国語、管理数学、統計学、商事法、生産と作業管理、マーケティング、財務管理、管理学、ヒューマンリソース、管理会計、コスト会計等
学科内選択科目
消費者心理行動、プロモーション戦略、電子商務取引とインターネットマーケティング、SNSマーケティング、サプライチェーン、国際企業管理等
その他自由選択科目
日本企業のグローバル戦略、メディアのリスク管理、寄生虫学、リコーダー、体育(バドミントンとボーリング)、思考方法

学科でのイベント・印象に残っている授業

1、タピオカを販売!?超実践型授業
ヒューマンリソースで会社組織を勉強する授業では、マーケティングや財務会計など今まで勉強した知識を使って実際にお店を経営するそう。武藤さんはタピオカドリンクホルダーを作成しました。売り上げはなんと自分に振り込まれます。日本にはない授業の形ですね。

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2、高校制服DAY

大学や学科が公式に学生向けイベントを企画することもあるそう。その1つが高校の制服DAY。台湾人生徒が「どこの学校に行っていた」など盛り上がる中、一人日本の制服は大人気だったそう。

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3、メンター制度
学科内の直属の先輩に指導してもらえるメンター制度、1人にたいして1人の新入生がついてくれるため、勉強についていけなくても安心。教科書を譲ってもらったり、合格アイテムを買ってくれたりするそう🍬 一緒にご飯に行ったり、自分がメンターになるとご馳走することもあるとか!

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4、プロム
日本では馴染みがないけれど、アメリカをはじめとする海外の大学の大人気イベントの一つ、プロム。生徒たちがドレスアップしてダンスを楽しみながら卒業前の時間を友人と楽しむそう。

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学業以外での活動


1、ダンスサークル

日本と同様に、サークル活動が盛んな台湾。武藤さんは現地の生徒に混ざり、ダンスサークルに所属し、大会にも出場したそう。(写真真ん中が武藤さん)

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2、服飾学科のモデル
通っていた大学にはなんと服飾学科も存在するそう。武藤さんは服飾学科でデザインを学んでいる友人の作成した服のモデルを担当。(倉庫を丸々貸し切ってランウェイを作るのだとか!)

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大学で大変だったこと


1、1500時間勉強したのに...
渡航前1500時間の中国語の勉強に加え、トビタテで台湾留学をしたにも関わらず、授業が一つもわからない。1対1で話せるけど、グループディスカッションができないことに苦悩したそう。毎日お昼寝をしないと午後の授業に行けないくらいの疲労だったとか。

2、落とした単位を取り終え、再スタート
1、2年生の前期で落とした単位を取り終え、まっさらな状態でスタートした3年生。英語の教科書と中国語での授業にも慣れる、しかし心に余裕ができ始めた時、勉強量に成績が反映されていない事に気が付く。「理解もしないで丸暗記したって意味がない!」と言い張り自分の勉強法で進めたけれど、苦労の連続だったそう。

3、バラバラなメンバーとの卒業制作
日本では個人作業の多い卒論作成。武藤さんの学部では6人1チームで執筆に取り組む。なんとメンバーは全員国籍の違う国際色豊かなチーム。時間や卒業論文に対する価値観の違いがあるため、テーマを決めるのに難航。加えて途中でチームメイトの1人が退学し、チームのまとまりが失われ混乱したそう。

4、苦手な数学との再会
数学が苦手だから進んだ高校の商業科。大学に入って数学が必要になる。教科書は英語で授業は中国語、日本語でもろくにできないのにどう克服すればいいのか分からず混乱。毎日泣きながら勉強していたそう。そんな数学嫌いを克服した武藤さんからはこんなメッセージが。


全ての苦手を克服して、何事も等しく出来るようにするというのは必ずしも必要ではない。だからと言って「努力しなくていい」わけではありません。数学が苦手な私は、微積分の授業を受けた1年間教授に宿題を出してもらったり、わからないところは積極的に質問するためにオフィスに行きました。テストは散々でしたが、本気で学問と向き合ったからこそ先生も単位をくれました。しっかりと時間を逆算して自分の限られた時間をプランニングするということを大学4年間でしっかりと練習したため今では苦労せずに自分のスケジュールを組むことができ時間にも心にも余裕が生まれました。
私自身の結論としては「無理して克服する必要はないが、努力を怠るべからず」数学が出来るようになったとは言えませんが確実に根性が付いたと、今振り返って思います。

大学のぶっちゃけ事情


1、住環境
部屋から騒いでいる声が聞こえたら、大体はネズミかゴキブリ。最初に住むことになった寮はなんと一番古い女子寮。自分の中で最低レベルだったからこそ、どこに住んでも都にすることができるようになったそう。
2、停電や断水が起こる
新しい寮や施設が快適、点検をするため停電や断水がよくあったそう。ライフラインが止まることには慣れなかったとか。
3、敷地内に何でもある
大学附属病院、郵便局、スーパー、簡易アップルストアなど、大学内で普段の生活を賄える。最近は新しい寮や、カフェテリアなどができたそう。
4、授業に関する規定が多い
しっかりと自分で規定を確認しないと、取れない授業があったりする。学びへの主体性が大切になりそう。

武藤さんオリジナル!大学でのランキング


『大学の好きなところ』
1位 寮 一番新しい寮でも年間寮費約20万円(電気代自腹)
2位 学食 校内に4か所もあり味も美味しい。 
3位 姉妹校流 国際交流が活発なため、多くの外国籍の学生と知り合える
4位 交通アクセス MRTの駅が近く、市内に出るのも楽
5位 中国語授業 外国籍学生は無料の中国語レッスンを受講可能

『大学の嫌いなところ』
1位 たまに校内が異常に臭い
2位 急な停電や断水、トイレが詰まる
3位 学校の事務手続きが遅く、たらい回しになったこと
4位 トイレにトイレットペーパーがない!持参必須!
5位 台風時に浸水しやすく、授業に行くのが大変

『大学で大変だったこと』
1位 言語 とにかく何言ってるかわからず最初は苦悩の連続だった。
2位 勉強 テストが地獄、お正月が2月の旧正月なので、日本のお正月はテスト期間で帰省が難しかった。
3位 友人関係 今まで会ったことのない個性豊かな人たちとの価値観の違い。特に時間に対する価値観の違いが顕著だったそう。

『大学でよかったことランキング』
1位 言語 自分自身でコミュニケーションがしっかりとれていると日に日に成長を実感できた。
2位 勉強 座学ではなく実践形式の授業が本当に楽しかった。
3位 友人関係 本当に気の合う友達と一緒に勉強したり遊んだりして沢山の思い出ができたこと。

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いかがでしたか?イベントでは本当にたくさんのことをぶっちゃけてくれた武藤さん。プレゼンテーションの最後には「やるなら本気で、最後まで」という座右の銘を紹介して頂きました。
今回のプレゼンターである武藤さんが撮影した現地生活のVlogはトビタテ!留学JAPAN公式YouTubeチャンネルにて公開中。記事の後にぜひ見てみてくださいね。

今後も、トビタテ!留学JAPANではみなさんの海外留学への関心を育むべく、たくさんのイベントを企画しています。詳しくはこちらをチェック。


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