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高校2年の5月からインドでのオンラインインターンやStanford e-Japanに挑戦!~コロナ禍の留学リアル体験談~


國枝 蒼太郎さん KUNIEDA Sotaro
所属:長野県諏訪清陵高校2年生
オンライン留学先:インド/アメリカ
オンライン留学内容 :インターンシップ/オンラインプログラムへの参加

1)インドでソーシャルビジネスを展開する企業にて、IT関連や広告運用などをサポートするオンラインインターンシップ
2)米国スタンフォード大学SPICEによるプログラムStanford e-Japan 2020fallへの参加(最優秀賞受賞)

オンライン留学をしようと思ったきっかけは?

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム6期生に応募していたのですが、コロナ禍で2020年の春、採用プロセス自体が中止に…。それでも留学の夢を諦めきれず、日本にいながら出来るオンラインの機会をネットで探し、5月からインドのグルガオンにある、貧困解決に取り組む企業でのオンラインインターンシップを開始しました。

オンライン留学では具体的にどのような活動をしましたか?また、どのような成果がありましたか?

インドでのインターンシップはリモートということもあり、自分のスキルを活かして会社のwebサイトに予約と決済ができるシステムを導入させることができました。今取り組んでいることは主に広告運用です。さらに新規顧客開拓に向けて、web広告やインターネット上の広報や営業、webサイト管理などを任されていて、とてもやりがいがあります。今後も長期間携わることを目指しつつ、少しでもインドの貧困問題を解決するお手伝いをしていきたいと思っています。

また、2020年秋には「Stanford e-Japan 」に選抜されることができました。このプログラムはスタンフォード国際異文化教育プログラム(SPICE)が主催する日本の高校生のための遠隔教育コースで柳井正財団の支援により参加費が無料でした。一流の学者、専門家が日米関係の重要性や歴史などの講義や、ディスカッション、そして自らテーマを設定しての研究論文課題など、5か月間、毎週数時間をコミットして学び、とても刺激的でした。とても光栄なことに、最終プレゼンテーションで最優秀賞をいただくことができ、自信につながりました。

オンライン留学で大変だったことはありますか?

インドのインターンでは業務量もフレキシブルに調整できるので大変だと感じることはあまりなかったですが、Stanford e-Japanに参加している間は毎週の課題と学校の勉強や他の活動との両立に苦労しました。トピックに関する動画や資料を読んでお題に対する自分の考えを書くものと、トピックに関して自分が感じたことなどを掲示板に書き込んで参加者同士で意見交換する2つがあったのですが、周りは自分よりも英語ができる人ばかりで手を抜いてできるレベルではなかったため、学校のテストと被ったときは本当に大変でした。体力的には大変でしたが、自分の知らない世界のことを学ぶことができ、常に好奇心が刺激され、とても楽しかったです。

オンライン留学を検討している方へのアドバイス
日本の学校生活や、#せかい部の副部長としての課外活動と併行して、海外と繋がり、学べるのがメリットだと思います。学校で学ぶだけでなく、いろいろなオンラインプログラムが増えてきているので、検索して自分に合ったものを探すと良いと思います。