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大学4年生で海外大学院への留学は間に合いますか?奨学金や留学先のコロナ感染状況について知りたい!

現在大学四年生で、海外大学院への留学を検討しています。
今からでも留学は可能ですか?
奨学金や留学先のコロナ感染状況についても知りたいです。

この度は留学相談ホットラインにお問い合わせを有難うございます。

ホットラインでは、具体的な大学のご紹介や個々のお手続きなどに関してのご案内はできませんので、基本情報や調べ方などをご案内します。

これから準備をして間に合うかというご質問に対しては、 スケジュール的には間に合います。スケジュール的にはという意味は、これからご自身がどれだけ海外大学院に向けての様々な準備を進められるか次第ということです。

準備には、語学学習や大学院向けの試験(GREなど)が必要な場合には、その学習も含めます。

まず、出願までのスケジュールや準備について理解をして進めてゆきましょう。

■出願までのスケジュール

国によって学期スタートのタイミングが違ったり、入学審査の進め方が異なりますが、大学卒業年の9月入学の場合、一般的に大学4年生の秋(11月~1月頃まで)に出願と考えておきましょう。

オーストラリアなどで翌年2月入学の場合は、半年前ぐらいを目安としましょう。

■出願に必要なもの

これも大学院プログラムによって求められるものが異なりますが、一般的に必要となるものは以下の通りです。

①大学の成績 (残りの期間なるべく良い成績を残せるように)
②語学力証明 目安(TOEFLIBT90-100+)(IELTS7.0-7.5+)
③GREスコア(主に北米の大学ですが、大学院入学審査に求めています)
④教授の推薦状(2-3通)
⑤出願エッセイ(研究計画や、将来のキャリア、その大学院を希望する理由など)
⑥レジュメ(履歴書のようなもの。活動履歴を含む)⑦その他、それぞれのプログラムが要求する書類

■これからすべきこと

①大学リサーチ
大学院で何を専門に進むのかを決めること。大学院は専門分野ごとに細分化されていますので、これから大学リサーチを行う際の軸を設定する必要があります。

そのうえで、大学検索などでプログラム候補をいくつかピックアップしながら、ご自身のリストを作成していきます。

現在の担当教授に相談されるのもよいと思います。出願には、推薦状をいただく必要がありますので、早い段階で相談をされた方がよいでしょう。

②語学学習
すぐにでも本格的にTOEFLまたはIELTSの試験対策をスタートしてください。

③GREについての確認
①の大学リサーチをされた際に、出願要項を整理して、GREが求められているかどうかを確認します。もし必要であれば、GREテスト対策も必要になります。

TOEFLやIELTSのような英語を母国語としない方の英語試験とは異なり、英語を母国語とする米国学生が受験する大学院向けの試験ですので、難易度が高いです。

まずはアカデミックな英語力で基礎力を上げて方、取り組まれた方がよいでしょう。

④出願エッセイ
出願エッセイについては、それまでにご自身のキャリアを見据えて、何を専門に進みたいのか、なぜその大学なのか、といった中身を充実させる必要がありますので、しっかりと大学比較のリサーチをしておかれることをお勧めします。

■奨学金について

奨学金は、国、外国政府、自治体、民間と様々なものがあります。

給付型の場合は年度ごとの募集で、大学院出願書類と同様なものでの審査があります。貸与型などもあり、それぞれ条件も異なりますので、各団体へ直接問い合わせる必要があります。

以下が検索サイトになりますので、各団体のHPを参考に問い合わせをしてみてください。
https://ryugaku-shogakukin.jasso.go.jp/scholarship_abroad/page?action=swfglsearch&p=

■コロナの状況

コロナ禍で多くの留学生が影響を受けていますが、最近はワクチン接種の条件で、北米、ヨーロッパなどは対面に戻っている大学も多くなってきているようです。

今後はアフターコロナでもオンラインとのハイブリットなど大学の勉強の仕方は大きく変わってゆくでしょう。

なお、オーストラリアはいまだ国境を閉じています。来年度以降の情報を待つことになります。今後も、その時、その国の入国状況、感染状況などの情報もアンテナを張っておく必要があります。

(518の相談)
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