マスクなしの対面授業も!ボストン大学で「ジェンダー」を学ぶ!~コロナ禍の留学リアル体験談~
難波美帆 NAMBA Miho
所属大学 (国名):ボストン大学(アメリカ・ボストン)
留学期間 :2020年1月〜2023年5月
留学内容: 慶應義塾大学 総合政策学部に1年間在籍したのち、4年制の大学へ正規留学。2年間のリベラルアーツプログラムを経て、哲学を専攻、ジェンダー学を副専攻する。
コロナ禍でも現地で学びたいと思った理由は?
哲学・ジェンダー学を学ぶためにコロナ前からボストン大学で学んでいました。コロナの影響でボストンで学び初めて2か月後にコロナの影響で、日本に一時帰国し、しばらくオンラインで学んでいました。
その後、アメリカに戻った理由としては、現地でもオンライン授業であったとしても、大学の友達やダンスチームのメンバーに会いたかったからです。また、日本でオンライン授業を受けるのは時差がきつかったのもあります。
コロナ禍ゆえに大変だったことはありますか?
留学中にボストンでコロナが流行り出した時は、情報の錯乱や大学からの強制退去なのでとてもストレスフルでした。2020年の秋学期は時差がある中、日本で授業を受けていたので、生活サイクルに慣れるのに時間がかかりましたが、ボストン大学は特にオンラインへの移行がスムーズで日本への帰国後やボストンへ戻った際も授業にあまり問題はありませんでした。
逆に、コロナ禍でも渡航して良かったと思うことはありますか?
課題のオンライン提出やテストのオンライン化などで学業的な負担が少し減ったのと、理解力がある教授ばかりなので直接会ったことがなくてもオンラインのオフィスアワーなどで仲良くなれました。移動時間も削減され、いつもより少し長く寝られるのもオンライン授業のいいところ。また困ったことがあった際のリサーチ力、直談判力などが身に付きました!
コロナ禍に渡航しての留学を検討している方へアドバイスをお願いします。
アメリカ、特に北東部はワクチン接種が進んでおり、ワクチン摂取完了した人は外でマスクを外していい環境になっています。大学も2021年秋学期からは原則対面授業が再開しますし、アメリカの大学への留学であれば、コロナ前とさほど変わらない経験ができると思います。ただワクチン接種や入出国に必要な書類などいつもより複雑な留学プロセスになると思うので、親や一緒に留学に行く友達などと確認して見落とすことなく、気を付けて準備しましょう!