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地方国立大学から海外大学院進学を検討中。詳しいプロセスが知りたい!

地方大学からの大学院進学を検討中の高校2年生からの相談
海外大学院は短期間なので費用が抑えられると思い、地方国立大学から海外大学院進学を視野に入れています。詳しいプロセスを教えてください。

留学相談ホットラインにお問い合わせを有難うございます。
ホットラインでは、具体的な大学のご紹介や個々のお手続きなどに関してのご案内はできませんので、基本情報や調べ方などをご案内します。

【参考情報】トビタテ公式HP海外進学TOP 
お役立ちガイドや最新ニュースをチェック
https://tobitate-mext.jasso.go.jp/overseas

■地方国立大学卒業後に海外大学院進学は可能なのか。

可能です。
大学院は大学卒業資格は必要ですが、卒業大学の縛りはありません。

■入学条件に「〇〇の学士が必要」とある。
大学院の学科もあるが、学士を取得しているのであれば、どの学部の学士でも良いという大学院はあるのか?

専攻によりますが、あります。
基本的には大学で基礎を学んだ専攻を大学院でさらに細分化して
学ぶことになるので、大学の専攻(取得した学士号)と大学院の専攻が
同じであることが望ましいと思いますが、文系など関連分野が広い分野では、大学と大学院の専攻が違っても問題ないことも多いです。

なお、理系や専門性が高い専攻は、大学での専攻や履修科目などが指定されるケースもあり、進学先の専攻やコースによって注意する必要はあります。

■奨学金の難易度はどれくらいなのか?

奨学金といっても国、外国政府、自治体、民間とたくさんのものがあり、
条件も異なります。
給付型、貸与型(返済が必要)によっても違ってきます。
代表的なものに国費の海外留学支援制度(大学院学位取得型)がありますが、こちらなどは語学力、大学での成績、家計基準、キャリアプランなど
多面的に審査され、ハードルは高いでしょう。 
奨学金のサイトをご紹介しますので、前もって調べておくとよいでしょう。
https://tobitate-mext.jasso.go.jp/scholarshipsearch/
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/scholarship_a/index.html

■GPAの値は大学のレベルよって
 評価のされ方が異なるのか?

GPAは成績の数字で評価されます
大学のレベルは関係なく、大学で何をどのような成績で学んできたかを
見るものです。

■大学院選びのポイントについて

大学院は専攻ありきです。
専攻でも分野が広い場合は、具体的にどのようなことを研究したいのか、
そのためにはどの国のどこの大学でそれが可能なのか、まず自分軸を決めてから大学リサーチをすることになります。
これから大学に入学して専門課程に入るまでに、将来なりたい自分、
そのためには何が必要かを考えておきましょう。
具体的には、大学、プログラム検索などで専攻別に候補をいくつかピックアップし、それぞれの大学のHPでコース内容、入学条件、出願期日、費用などを確認していくことになります。
大学の教授にも早めに相談をしておくとよいでしょう。
例:大学院プログラムごとに検索できるサイト
https://www.gradschools.com/

■大学在学中に必要なIELTSの値の取得は可能であるか?

まだこれから時間があることを考えれば可能でしょう。
IELTSは、アカデミックなボキャブラリーやパッセージを読みこなしたり、
スピーキングも根拠を示しながら自分の考えを主張するようなタイプの
問題ですので、英検などとは異なります。
早い段階で受験をしてみて、どのセクションをどのくらい伸ばさないと
いけないかを把握し、試験対策を含めて準備してゆきましょう。

■海外大学院は海外大学よりも短期間であり、
 費用が抑えられると思って・・・とのこと

大学院は国や専攻によって1~2年と期間は短いですが、大学でも交換留学
などの1年間プログラムもありますし、海外大学への編入なども可能です。
海外大学院はキャリアプランのスタートの位置づけです。
どこで何をしたいのか、そのためにどのような学位が必要なのか、
まず考えてみてください。
また、大学入学後は、海外大学院出願に何が求められるのかを理解し、
準備を進めましょう。
国や大学によって若干異なりますが、一般的には以下のもので書類選考
されます。

① 大学の成績(好成績を目指す。特に3,4年の成績は大切)
②英語力証明 目安(TOEFLIBT90-100+)(IELTS7.0-7.5+)
③GRE (主に北米で大学院出願に求められる試験)
http://ac.prometric-jp.com/gre/jp/
④推薦状(教授の推薦状2-3通)
⑤出願エッセイ(研究計画や、将来のキャリア、その大学院を希望する理由など)
⑥レジュメ(履歴書のようなもの。活動履歴を含む)
⑦その他、それぞれのプログラムが要求する書類

(488の相談)

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