トビタテ!グローバル探究出張授業レポート2024 ★雲雀丘学園中高等学校編★
官民協働オールジャパンで日本の若者の留学機運を高めることを目指す、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」では、先輩留学生ロールモデルをゲストに招いたり、海外の高校の教室と繋いで行う、グローバル探究出張授業を2024年の2月~3月に全国13校に提供しました。受け入れてくださった先生から、その様子や感想をレポートしていただきます!
レポーター 渕上貴代先生(社会科・教諭)
授業について
授業前半は30分ずつ藤井さんと佐藤さんの体験談を聞き、その後グループワークを行って質疑応答に移りました。
講師について
どちらも20代とは思えないほど、経験に裏付けされた言葉に重みと説得力がありました。
生徒の感想
"・私は、海外には興味があるけど実際に行くには勇気が出ないので今回実際に経験された方の話を聞いてみたくて参加しました。お話を聞いてみて、これからの進路の可能性や選択肢が広がりました。(高1)
・大きな目標がなくても、海外で学びたいと思ったら行っていいんだなと思いました。(高1)
・お二人とも色んな国や感覚を持った人に出会ったり、色んな景色を見てきたからこそ、どんな考え方や生き方に対しても決して否定はせず、だけど自分の軸はしっかりと持って喋っている姿が私の目にはとてもかっこよく映りました。そして、今まで自分が見てきた世界はまだまだ小さなものだと感じさせました。(高2)
・日本で普通に授業を受けているだけでは分からないことをたくさん聞けました。(高2)
・学校と家の行き来だと、どうしても視野が狭くなってしまいがちだが、今回のようないろんな経験をしている方たちのお話を聴くことで広がる世界もあると思った。(高2)
今回の出張授業を通して将来の選択肢が広がったと感じました。もっと下の学年のときにこんな話が聞けていたらなぁと思うぐらい有意義な時間でした!(高2)"
先生の感想
ゲストスピーカーのお二人は、海外からオンラインで講演をしてくださり、生徒たちがどんどんお二人のお話に夢中になっていく様子が印象的でした。
大きなことを成し遂げようとしなくても、日々の生活の中で生まれた「何かを変えたい」という思いを大切に育てることで、自分の人生が大きく変わっていくことを、生徒だけでなく我々大人も学ばせていただきました。
世界は閉じたものではなく、常に我々に向かって開かれていて、自分が飛び出したいと思った時にいつでも飛び出せるものであることを生徒たちに伝えられる、素晴らしい機会だったと思います。