多文化共生国家で学ぶ英語教育と異文化理解教育 トビタテ奨学生【大学生等コース】の留学ビジョン
2014年から、毎年、志あふれる若者の留学を民間寄附で支援してきた日本代表プログラム。コロナ禍で全世界が感染症危険レベル2以上になり、1年半ほど海外渡航への支援を中断していました。(詳細はこちら)
2021年夏以降、1年半ぶりにトビタテ奨学生としてトビタった若者の志と意気込みを御紹介していきます。ぜひ、応援をお願いします。
留学内容
①”International House Sydney”という学校にてTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages:英語以外の言語話者に英語を教える)資格プログラムを受講します。 英語教育者としての、より学術的な知識を深める「インプット」と実践的スキルの底上げ、教育実習などの「アウトプット」が一体となった資格取得完了まで約9ヶ月間のプログラムです。こちらのプログラムに挑戦してきます。
②現地小学校での日本語教師アシスタントのボランティア/インターンをします。 受入先の小学校は、現地にて自分の足で探そうかと思っているのですが、とかく、日本語教師アシスタントのボランティア/インターンをします。僕自身が「言語と文化、異文化理解教育」が専門であり、日本の言語、文化を異文化として、現地の小学生たちに伝える。つまり、日本にいるときとは異なった視点での異文化理解教育を経験、勉強するつもりです。 その他にも、現地での生活、観光、日本ではできないような体験をたくさん経験していきます。
コロナ禍で留学準備する中で感じたこと、心掛けたこと
コロナ禍の中、留学準備を進めてきて、先行き(1か月先すら)が読めない状況で不安は常に感じていました。それは、計画を大学やエージェントと合意を取っていても変更、考慮し直さざるを得ない状況になる可能性が常にあったからです。 このために私が心掛けていたのは、想定力を常に働かせることです。例えば私の場合、カナダへの行き先の変更や期間の変更、留学開始のタイミングなど様々なパターンを想定し、ギリギリまでどれにも対応可能な状況に身を置いていました。この想定力は、このコロナ禍において意識していました。
留学経験を生かして実現したい志
留学経験を通して、英語教育&異文化理解教育に関する専門知識、実践スキルの向上、異文化での生活に対する膨大な経験値、更にこのコロナ禍における異国の地で生活するという体験、これらは自らの将来にとってプラスにしかならないと思っています。これらを活かし、私は「留学の素晴らしさ、挑戦した先にどのような未来が待っているのか」を広め、留学促進、若い日本人の異文化理解力の向上を実現したい。
意気込み
まだまだ続きそうなコロナ禍において留学を検討している、留学に興味を持っている方々はたくさんいらっしゃると思います。そして、漠然と現状で留学は難しいのではないかと無意識に考えてしまっている方々も少なくないのではないでしょうか?このような方々へお伝えしたいのは、リサーチと準備をきちんと行えばどのようなテーマ、国であっても、留学への道は開かれているということです。つまり、現状、日本人は海外へ留学に行くことができます。最初の踏み出す壁は厚いかもしれませんが、それを乗り越えるとチャンスは目の前に広がりますよ!
いかがでしたか?志豊かなトビタテ生の意気込みはマガジンにて配信中!
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