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世界最先端のスケート技術を台湾で学ぶ!

トビタテ生情報
名前:鈴木淳一郎さん
学校:足立学園高等学校1年
留学先:台湾
留学期間:2023年7月26日~2023年8月20日


留学内容

私はインラインスピードスケートという、片足に4つの車輪のついたインラインスケートを履いてタイムや順位を競うスポーツに取り組んでいます。私はもともとオモチャ屋さんで買ったスケートを履くのが好きで小学1年生から4年生まで趣味としてスケートをしていました。小学4年生の時に初めてインラインスピードスケートの大会に出場し競技の面白さを知り、スケートのチームに入団しました。チームでの練習に加えて自主練習に取り組む生活をこの時から現在まで約6年間続けています。中学2年生の時にさらにレベルの高い環境を求めて、もともと所属していた小学生の多いチームから大学生や社会人のチームへ移籍しました。初めは全くついて行くことができませんでしたが今ではレースで1位2位を争うことができています。そして私は「世界選手権で入賞する」という新しい目標を立て、練習に取り組んでいます。残念ながら日本ではこのスポーツはマイナーであり競技人口も少ないのが現実です。そこで私はトビタテ!留学JAPANに応募して、世界トップレベルのスケート大国である台湾へ留学へ行くことにしました。台湾は世界チャンピオンを輩出するなど非常にスケートが盛んな国で、日本よりも小さな面積の国にも関わらず、150以上のチームがあります。私はこの環境で練習や選手とコミュニケーションを取り、そこで学んだ経験を日本に持ち帰って、日本の選手やコーチと共有して日本スケート界全体のレベルアップに貢献したいと思っています。また、私のように好きなことをさらに上達させたい、学びたいと思っている同年代の人たちが留学に挑戦したいと思えるように「トビタテ」を広める活動にも積極的に参加したいと考えています。

留学準備する中で感じたこと、心掛けたこと

留学する国の文化や食事などは事前に勉強していました。例えば、私の留学先では水道水を飲むことができません。ですのでミネラルウォーターを買う必要がありますしそのための準備が必要です。また、盗難の防止にリュックではなく体の前に掛けることのできるカバンを持参したりと日本との生活を変える必要のある点がいくつかありました。私は現在留学先で生活していますが、どれも知らずに留学へ来ていたら困ったに違いありません。留学するにあたって、先に留学先に行っているトビタテ生の友人に質問するなど事前に必要な準備を知ることができました。

留学経験を生かして実現したい志

私のスケート人生での最大の目的は①世界選手権での入賞、②200m、500mの日本記録更新です。また、このインラインスピードスケートというスポーツを日本で普及させることです。このスポーツはまだ日本ではマイナーですが、海外ではこのスポーツが1番有名だという国もあります。東京オリンピックでも競技種目の選考にかかりましたが惜しくも内定はしませんでした。インラインスピードスケートと同じ「ローラースポーツ」であるスケートボードがオリンピック種目に内定し、オリンピックが終わった現在でも非常に人気なスポーツの一つとなっています。私はインラインスピードスケートがスケートボードのように普及する日が来ると思っています。そのためにはまず国内で普及する必要がありますし、海外でオリンピックが行われた際に活躍している日本人のニュースを日本に届ける必要があります。残念ながら日本ではマイナーなスポーツや、日本人のメダル獲得がないスポーツはTV中継されなかったり注目されなかったりしてしまいます。ですので私が世界で活躍する選手になったり、活躍する選手の育成に携わる必要があると考えています。

意気込み・後輩へのメッセージ

私は将来インラインスピードスケートの普及活動に取り組み、自ら世界で活躍するスケーターになることを目指すと同時に留学をしたいと思う高校生や大学生、社会人を増やす活動もしたいと考えています。私はトビタテ生として海外留学に挑戦してたくさんの経験をさせて頂いています。この経験をたくさんの方に発信したいと考えています。もしこの活動に参加させていただけることとなった際には一生懸命努力し、多くの人にスケート、スポーツ、そしてトビタテや留学の魅力を発信していきたいです。


いかがでしたか?
鈴木さんの留学の様子は、鈴木さんのインスタグラムでもご覧いただけます。

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