【イベント振り返り】海外の大学を覗いてみよう!マレーシア編
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【イベント振り返り】海外の大学を覗いてみよう!マレーシア編

トビタテ!留学JAPAN【公式note】

※この記事は、2022年5月に実施した「海外の大学を覗いてみよう!マレーシア編」でのスピーカーの会話を記事にしたものです。


今回のスピーカーは、マレーシアのMonash  Universityに進学された竹田葵さんです。

スピーカー情報:Monash University Malaysia 学部2年生に在籍。トビタテ高校4期生として、オーストラリアのパースに留学。2020年に高校を卒業し、同年8月からMonash Universityに在学。趣味は、ビリヤード、ドッチボール、新しいことに挑戦すること。

竹田さんは、高校時代にトビタテ!留学JAPANの奨学金を利用して、オーストラリアのパースに留学経験があるそうです。

マレーシアでの大学生活についてお聞きする前に、まずは、高校時代の留学経験についてお聞きしました。


高校時代にトビタテに応募したきっかけ

幼い頃から留学することに強い憧れを持っていましたが、なかなか留学の機会が得られませんでした。その思いが、国際的な高校に進学したことにより、より強まっていた中、トビタテに出会いすぐに応募を決めました。また、当時はこれが海外に出る最初で最後のチャンスかも知れないと感じました。一度も留学せずに高校生活を終わらせたくないと思いトビタテに応募しました!


渡航先での経験や印象深かったこと

渡航先はオーストラリアのパースでした。
自分の英語力を試して、文化などの共通項目を通して相手のことを理解できるような人になりたいという目的をもって留学していました。しかし、当時は、生活する分には英語は困りませんでしたが、理科や数学の授業では専門用語が多く、本当に何も理解できませんでした。自分の英語力は表面的で、何も分かっていないことに気づき落ち込みました。
そのことをオーストラリア人の友達に話したら「悪いところだけをみているのではなく、自分の今できることに自信を持って、そこからどう伸ばしていくのか考えた方がいいよ!」とアドバイスをくれました。自分の良さを見失っていたのだと気づかされたことは、今でも印象に残っています。

続いては、マレーシアへの大学進学についてお話を伺いました。


どうしてマレーシアに進学を

1. 英語で学べるという点
私は、大学入学前の時点では、日常会話で英語に困ることは幸いにもなかったのですが、リーディングやライティングなどのアカデミックな面での英語力は無いに等しかったこと、英語で学びをしたかったということで、マレーシアにある大学に進学しました。
特にマレーシアで勉学に励みたかった英語の側面として、グローバル化が進み、英語を話せることが当たり前になってきた中、様々なイントネーションやアクセントの英語を使ったコミュニケーションがあり、それらに順応し対応できるような英語のスキルがこれから先必要だと考えたため、多民族国家であり様々な英語が飛び交うマレーシアに進学をしました。

2. マレーシアが多言語、多民族国家であるという点
私の生涯を通しての目標としてあるのが「国際人」となる事です。私が考える国際人は簡単に説明すると、「世界や地域の多様性に適応し、尊重、理解し認め合うことができ、物事を多角的捉えられ批判的な考え方をしたうえで行動にできる人材」だと思っています。
このような能力を身に付けたいと考えたとき、1つの国で異文化が共存し、様々な文化や宗教、思想、人を持って形成されている事を認めあっているマレーシアでは、日常生活からも、大学でも、学びの機会を広げられ、「国際人」になるための資質に磨きをかけることが可能であると考えました。
実際に大学の授業内でのディスカッションや学生会での活動を通して、物事の考え方だけでなく、会話の仕方、何か簡単なことを伝えるだけでもその人のバックグラウンドが違うだけで、受け取り方伝え方が大きく異なることを実感し、学びの多い日々を過ごしています。

3. 自分の成長のために能動的な学びをしたかった
もちろん暗記も知識を身に付けるうえで大切だとは思いますが、試験対策のために、授業内容をひたすらに暗記して、実際のテストで暗記した内容を完璧にアウトプット出来たら良い評価がもらえるというような日本の教育の風潮に少し疑問を持っていました。
もっと習った学びに応用をきかせ、批判的に考えたうえで、自分の知識や考えをアウトプットできるようにしたいと思い、マレーシアでの進学を決意しました。
私が進学した大学では約9割の授業でディスカッションがあり、勉強量こそ多いものの、多方面での知識を身に付け、様々な理論を基にした批判的な考え方ができるようになりました。自分のアウトプットに対して、フィードバックがもらえることで、学びを実感できています。

どうしてMonash Universityに

Monash Universityでは、Double majorとして、経営と商学を並行して学ぶことがでるんです。組織を運営する経営能力を養うとともに、活動源となる資金調達力、必要とされるビジネス開発力の向上に繋がり、より実践に近い学びができることが魅力に感じました。
そして、世界を舞台に活躍したいと思うのであれば英語は必須のツールとなります。英語で専門性の高い学びをすることによって、様々な現場でも通用する英語力を身につけられます。英語が共通語となっている今、さまざまな英語話者がおり、多民族国家であるマレーシアで英語で学ぶことで、英語が第一言語でない人や、固有の英語がある話者とでも最前線で交渉ができる即戦力になれると思い、Monash Universityを志望しました。


ご両親から反対は?

反対は全くなく、むしろ両親のサポートのおかげで進学の決断ができました。とても感謝しています。


ギャップイヤー(高校卒業から大学入学まで)の過ごし方

私は奨学金でを利用して大学に入ってるので、渡航まではアルバイトをして貯蓄を貯めたり、英語の勉強をしたりしていました。大学に入る前までに、ある程度の専門性を持った英語力をつけたかったので、勉強とバイトだけに専念していましたね。

進学で大変だったこと

学生VISAの申請は様々な書類の提出、手続きの確認を同時に行っていたので、不安が大きくあったので大変でした。コロナ禍の影響で、手続きに想像以上の時間がかかり、渡航直前までVISAが出なかったので、ヒヤヒヤしていました。

Manosh Universityについて教えて!

およそ8000人の学生が在籍する大学です。私のクラスだと、約1/3が留学生です。理系の学部が多く、私が在籍するSchool of Businessでも統計学の授業があるなど、理系科目を必ず履修する必要があります。
レベル感としては、高校の成績が良ければ入りやすいですが、それに安心して入学してしまうと、1年生で落第してしまう人が多くいるので、注意です!
リサーチベースの大学なので、講義にプラスして、自主学習が大事になってくる大学だと思います。


大学生活スケジュール

◯講義がある日
5:30  起床
5:30-6:20  朝の支度、朝食など
6:30-7:20  勉強 (その日の授業の復習や問題の見直し)
7:30  登校
9:00-12:30  1・2限目
13:00-14:30  昼食
15:00-17:00  勉強
18:00-20:00  クラブ活動
21:00-23:00  夕食
23:20-24:00  就寝準備
1:00-2:30  課題
2:45-3:00  就寝

◯講義がない日
6:00  起床
6:00-7:00  朝の支度、朝食など
8:00  登学
8:30-12:00  勉強・課題
12:00-13:30  昼食
14:00-18:00  勉強(水曜日or金曜日はビリヤード)
18:30-19:30  夕食
20:00-23:00  勉強・課題
23:30-00:30  就寝準備
00:30-02:30  勉強・課題


授業の特徴

ビジネス学部でマネジメントとマーケティングを専攻していることもあり、全ての授業でディベートがあります。教授も授業に対して積極的なので、事前に授業準備をしていないと置いて行かれてしまいます。


学校全体の特徴

いたるところに勉強スペースがあります!ただ、勉強場所は困らないんですけど、マレーシアはすごく暑いので、エアコンのある場所の争奪戦はすごいです。笑
また、勉強熱心な学生が多く、夜遅くまで残って勉強している学生もいます。図書館にはシャワーがついていて、テスト期間中は、深夜も空いているので、泊まりこみで、勉強しにいく学生が大勢います。


大学生活で一番嬉しかったこと

学生会の役員選挙で当選した事ですかね。周囲の教授だけでなく、話したことのないクラスメートからも褒めてもらえました。大切な友人たちに出会うきっかけになりました。


学生会の活動について

私は、キャンパス内にいる全ての学生が、ジェンダーやセクシュアリティーに関わらず、心地よく学生生活を送れるようにサポートをしています。マレーシアはイスラム教徒が多い国なので、ジェンダーマイノリティがあまり受け入れられていないのですが、Monash Universityは、オーストラリアの大学なので、 せめてキャンパス内だけでは、マイノリティの方を含めた全ての学生が、快適な学生生活を送れるような場所を提供できるように、活動しています。SNSで啓発の発信をしたり、イベントを行って、そういった意識を広めたりする活動をしています。少しセンシティブな内容なので、発信内容をどういう風に扱えばいいかなど、試行錯誤しながら、学校と密に連絡取って行っています。

学生会の仲間と

大学生活で一番成長したこと

大学の課題は難しいうえに、受講している講義全ての課題の期限が重なることがあります。日々の勉強もあり、学生会の役員としての活動もあるので大変ですが、とにかく一生懸命、物事に取り組み、乗り越えています。そうしていくことで、ストレス管理、タイムマネジメントにおいて大きく成長できたと思っています。


英語の上達方法

高校時代は、私の学校が国際系の高校だったり、国際交流のイベントに参加していたりしたので、海外にいる友人が多く、彼らに積極的に電話してスピーキングの練習をしていました。あとは、周囲に勉強熱心な友達が多かったので、社会問題について、日常会話の中で英語で議論する機会が多く、そこで積極的に発言して、英語を話す機会を増やしていましたね。英語のドラマとかを見たり、洋書を読んでみたり、洋楽を聞いたりするのもおすすめです!
大学入学後は、ライティングが特に秀でて上達しましたが、英語上達のための勉強などは、特別していません。


竹田さんオリジナル!大学の好きなところランキングトップ5

1位 勉強熱心な学生が多い
2位 勉強と課題に追われ忙しいにも関わらず、クラブ活動などプライベートとの両立ができている学生が多い
3位 自分の意見をはっきり持っていてそれを主張できる人が多い。
4位 ポジティブな人が多い
5位 良い友人たちに出会える


竹田さんから海外大学進学を考えている方へのメッセージ

海外大学への正規留学は自分への投資であるため、それだけの苦労や困難も多くあるとは思いますが、明確な目標を持ち、皆さんにとって充実した学生生活になる事を願っております!

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