米本学仁さんインスタライブレポート
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米本学仁さんインスタライブレポート

トビタテ!留学JAPAN【公式note】

※この記事は、2022年3月に実施したインスタライブの内容を記事にしたものです。

今回のゲストは、俳優の米本学仁さんをライブにお迎えしました!

ゲスト情報:米本学仁さん
2007年にハリウッド映画のプロデューサーになるために渡米。あるきっかけから役者を始め、現在は日本とアメリカの療法を拠点に活動。2020年夏頃から本格的に日本国内で役者として活動中。

学生時代について

日本での学生時代は、提出物もまともに提出しないような、勉強よりも友だちと遊ぶことを優先するような学生だったとか!中学生時代は自転車で友達と朝日を見に行ったり、軽音楽部でバンドをやったりしていましたそうです。でも振り返ると、その時から全て繋がっている。バンド内でのパートは「自分」という感じで、コミットしていたわけではないけれど、仲間と曲を作り上げる事が出来たときの達成感や楽しさの肌感覚は今でも残っているとのことでした。

留学経験について

1.高校時代の留学 
米本さんが初めて留学されたは高校生。当時、国際化インターナショナルコースに所属していて、クラス全体で2ヶ月アメリカへ。10日間ロサンゼルスでホームステイをしたり、その期間内に修学旅行としてロサンゼルスをバスで回るようなカリキュラムがあったりしたそうです。

2.映画のプロデューサーを目指して渡米
大学を卒業して何年も経った26歳位の時に、映画のプロデューサーになろうと思ってアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに留学。きっかけは、当時のニュースを見て本当に悲しくなって1ヶ月くらい落ち込んだことだったそう。「なんでそんなことができるんだろう。なんで止められないんだろう。」っていう思いがあった中で、そう考えている自分の「なんで」の部分は想像力や思いやりから来ている。それらを教えてくれたのは映画と音楽だと気づいて、もっと多くの人に届いたら、さらに世界が良くなって、自分も生きやすくなるのかなと考えたそうです。その時、米本さんは映画にしようと思い、世界中に好きな監督がいて、共通言語は英語で、映画が作られているのはアメリカだなと思って、気づいたらすぐ行動していたとか!

3.気づいたら留学していた!?
一見、その瞬間だけを切り取ると、とても行動が早いように見えますが、これは実は2種類ある。一つは何事にも反射的に動ける人、もう一つは色んな気持ちが溜まってコップの水がいっぱいになったときに一気に行動する。動き出すのは遅いけど動き出したら止まらない、米本さんはこっちのタイプだと感じていて、始めたら止まれなかった感じだったそうです。

4.留学先について
ロサンゼルスには高校の時も行ったはずが、空港から降りて滞在するサンタモニカまでの道で、全然高い建物もなくて、こんな田舎だったっけと驚いたそう。華のロサンゼルスで映画のプロデューサーを目指していくのにここでやっていけるのかなと不安に。そんな中で車内から見た夕日が日本で見たこと無いくらい真っ赤で、これがあるならやっていけるかなと思ったそうです。様々な映画のロケ地になっているので、ちょっと歩けばあの映画のシーンだっていう発見がたくさんあるとか。都会なイメージで交通網が発達していると思いがちだけど、バスや電車での移動が大変で、田舎とも言えて、そういう意味では不便な街だと思ったそうです。

留学中に感じたこと

1.ここが日本と違う!アメリカで困ったこと
郵便局などで手続きをするのに、アメリカでは半端じゃなく何時間と待たされて、免許の更新がその日できなかったなど、時間がかかることが多々。銀行のことを聞こうと思って電話をかけて1、2時間保留音聞で待ち続けて、結果あまり助けにならないみたいなこともあったそうです。

2.見ていた景色が実は悲しい現実だった
一人でいる心細さは毎日感じていたから、サンタモニカの夕焼けを毎日見ていたそう。最初の6ヶ月は語学学校に通っていて、夕日が落ちる場所が変わった変化を感じるくらい毎日夕日を見ていたとか。
友人にロサンゼルスは夕日が真っ赤で綺麗だと言われているけれど、あれは排気ガスのスモックであんなに真っ赤になっているだけで、あの夕焼けは人工物なんだよって言われたときは悲しくなったそうです。

留学中の大きな学び

失敗する場所にいたほうがいい。例えばチャレンジする場所にいないと自分の成長のきっかけにも出会えないし、失敗しないようにしているとチャレンジにも巡り会えなくて成長できない。例えば英語も文法とか完璧にしようと思うよりも、伝えていく気持ち、間違っていても全然いいんだみたいに失敗することを許す。他のことでも失敗しないようにって思うのは成長に繋がらないと学んだそうです。
米本さんの場合、渡米前に自分の部屋の扉は開けておいてコミュニケーションできるようにしなさいと言われていたものの、最初にあたったホストマザーがなかなかコミュニケーションをとってくれなくて、門限守らないと扉開けてくれないみたいな経験をされたそう。しかし他の人と暮らしたりしてみたら全然そんなことなくて、一度の経験で決めつけずにどんどん色んな場所でいろんな出会いがある環境に置いた方が良いんだなと思ったそうです。

俳優業について

思わぬきっかけで俳優に!?
そもそも俳優になろうと思っていなくて、監督のアシスタントをしている時に、ある日、日系スーパーのフードコートでなかやまきんに君さんと一緒にラーメン食べていたら、知らないおじさんに声をかけられて。いや僕はカメラの後ろの人間なんでというやり取りをして、それでも連絡先を交換。一週間後にオーディションの話を頂き、ハリウッドのオーディションを感じるのも経験になるだろうなと思って受けたそう。オーディションの部屋に入って、キャスティングプロデューサーが5人くらい入ってきて、あのシーンやってみてと言われて。やってみたら、めちゃくちゃ笑ってくれて、なんだコレ気持ちいなと思いながら、また次も大爆笑。楽しかったなと思って1週間したら2次の選考に来てくださいと言われ、そこでもまた大爆笑で、とても良い経験だったなと。その10日後くらいに映画の撮影でヨーロッパに半年間飛んでくださいと言われて、その作品がキアヌ・リーブス主演の47RONINという作品で、それが最初の役者としての仕事だったそうです。

様々な留学の形ああっていい
留学って一つの目標を持って、ダンサーになりたい俳優になりたい、環境について学びたいなど色んな人がいる。でも行ってみたら色んな出会いがあって、経験・失敗があって、やりたかったことと違うことで生きてみようかなという時間に出会えたりするのも良い。固まった一つの目的だけじゃなくて良いんじゃないかなという印象を持たれたそうです。

権利が守られている海外の映画業界
海外と言っても一概には言えないけれど、海外の俳優組合とかを通し他作品などは、みんなの権利がしっかり守られている。一日の労働時間が決められていたり、基本的に平日に撮影を行って、土日に撮影を行う場合には倍の料金が支払われたり、この役のサイズだとこのくらい払うみたいな最低賃金が定められていたり。一方、日本は権利より全体の枠組みとかを重視する印象。でもそれぞれ毎回違うのでジェネラライズするのは難しいそうです。
あとは、オーディションでちゃんと役を選ぶことがアメリカの方が多く、様々なチャンスが色んな人に来る様になってると思ったとか。

夢のような世界が現実に!?
海外は、自分がテレビで見ていた人達と仕事できたのは面白かった。日本でもそうだが、例えば、The Good Placeというドラマをユニバーサルスタジオで撮影した時、トレーラーという場所で役者は撮影までの間準備したり寝たりそれぞれ使っている。待機中に、ユニバーサルスタジオにはスタジオツアーというのがあって、ボーッとしていたらツアーの車がすぐ横を通って本当にこんな撮影場所の近くまでツアーをしているんだと驚いたとか。

日本と海外で俳優として活動すること

これから日本と海外で活動する僕みたいな役者は増えていくと思う。簡単なことじゃなくても、実際にこうやって、ひょんなきっかけでハリウッドの作品に出て、日本で活動している。一つの役をもらうまでに100回オーディションを受けることも。そんなの無理だよって言われても飛び込むのは日本でも同じだけど、友人が面白いことを本に書いていて。アメリカは今でも本気で家の二階からバスタオルをつけて、自分がスーパーマンだって家の二階から飛ぶ子供がいるって。それを読んで、日本ではそんなにたくさん飛ぶ人いないだろうなと愕然。失敗しないことの方、怪我するからやめなさいって教えられる。でもアメリカは怪我しようが何仕様が飛んで見るような人がいて、そういう環境だと天才とかどんな事もできる人が生まれやすい環境なのかなと思ったそうです。


チャレンジしないように、選ばないように生きていて、その中で自分の人生が遠くなるような気がして。ある時、このままじゃいけないと思って飛び込んだのかなと思う。ある意味コップの水が溢れたのかなと。ポジティブな時もあればネガティブな時もあって、その波があってこそ自分なんだなという考えにシフトできるようになったそうです。

語学力について

留学前はクラスでも半分よりできないくらいのレベルで、返ってくるときには一番出来る人に。全てが英語に囲まれていて楽しかったのかなと。英語がわかって嬉しくなった瞬間とか、その瞬間の小さい体験が大きい影響を後に与えてくれるなと。出来ないことよりで出来たことにフォーカスをあてて、少しずつ積み上げて経験をしていく加点方式で良い感じたそうです。

就職後に留学

米本さんは、準社員くらいの存在でいくつかの仕事をしていたそう。ですが全てやめてアメリカに飛び込み、日本に帰国した時のために備えたことはなかったとか。成功するまでは帰らないという覚悟を持って渡米。実際は覚悟なんだけど、もう行かざるを得ない、行くしか無い、これしか無いっていう感覚だったそうです。
アメリカに行きたいという気持ちよりも、ここじゃないどこかに行きたいという感覚。いわゆるハッピーな家庭環境ではなかったので、どこかしらで居心地の悪さ、住みづらさがあって、そこから逃避の感覚があったとか。どこかに飛び込んでみたい好奇心と逃避が入り混じった感覚が大きかったそう。留学は、気軽に別の場所で違うものに触れるっていう感覚でもいいのかなと思うそうです。

留学を考えている人へメセージ

やり方は人それぞれで、成功例も失敗例も人それぞれで、経験っていう面では成功も失敗も全部プラスになるし、言っても行かなくても本当はいい。だけど、行きたかったらその方法を探すと思うし、いつか行きたくなったときに、人の話とかからそういえば行ってみようかなという種になっていつか芽が出るかもしれない。僕の性格なんですけど、本当に最低限必要なことって衣食住とかだったりするじゃないですか。でも留学に行くっていうのはそこから大きく外れることで、必要じゃないかもしれないと思うようなことの方が僕にとって愛おしくて。最低限のものじゃないものに関わったりそういうものを得ていくことが自分にとって自分を豊かにしてくれることで、僕にとっては大切。それが留学なのかは人によるけど、試してみたり触れてみるのがいいんじゃないかな、僕は触れてよかったなと思いますね。
必要だから。理由があるから行かなくても良いと思う。ポーンと行ってみたい、どうなんだろう?とか、それこそリトアニアで彼氏がほしい!本場でサンバ見て踊りたい!とか、他人にはバカバカしいように聞こえても、全然それが愛おしかったり大切になっていくし、自分の人生は自分でしか責任とれないから、人に何を言われようが自分で決めていくと思ったら方法を探してどんどん試して実現したらいい。今じゃなくてもやりたくなった時にやればいいし、それくらい自由にしていくことを大切にしてもらえたらなと思います。

いかがでしたか?挑戦していくことの大切さを教えてくださった米本さん。「行ってみたい」その気持ちだけで留学に行くのも良いという考えは、なかなか踏み出せない方にも刺さる言葉だったのではないでしょうか。国内外で活躍する米本さんの笑顔が耐えない優しい人柄もとても素敵でした。

今後も、トビタテ!留学JAPANではみなさんの海外留学への関心を育むべく、たくさんのイベントを企画しています。定期的にインスタライブも行っていますので、是非チェックしてみてください!

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