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そろばん教育を世界に トビタテ奨学生【大学生等コース】の留学ビジョン

2014年から、毎年、志あふれる若者の留学を民間寄附で支援してきた日本代表プログラム。コロナ禍で全世界が感染症危険レベル2以上になり、1年半ほど海外渡航への支援を中断していました。(詳細はこちら)
この夏、1年半ぶりにトビタテ奨学生としてトビタつ若者の志と意気込みを御紹介します。ぜひ、応援をお願いします。

トビタテ生情報
名前:北村瑠衣
学校:滋賀大学経済学部3回生
留学先: アルゼンチン、ブエノスアイレス
留学期間:2021年10月~2022年7月

留学内容

現在そろばん教育を世界に広めるべく、アルゼンチンの教育施設で子供たちにそろばんを教えています。なぜそろばんなのか?その理由は、そろばんの学習効果が素晴らしいものだからです。ただ計算能力が向上するだけでなく、集中力、記憶力、創造力、情報処理能力、、、これらの力を身につけた子供たちはたとえ貧困で満足に教育を受けられなくても、素晴らしい能力を備えて成長していくことが出来ます。貧困率約50%といわれるこの国を教育で救いたい!、そういった想いで現在活動しています。

コロナ禍で留学準備する中で感じたこと、心掛けたこと

コロナ禍で準備する中で、活動先が見つかるか、本当に渡航できるのか、先行きの見えない不安に何度も押しつぶされそうになりました。また渡航前に家族以外誰にも会えなかったことも辛かったです。今でも多くの方が同じ想いを抱かれていることと思います。でもどうしようもない未来に対して不安に思えば思うほど自分が辛くなってしまうので、出来る準備は全てして後はなるようにしかならない!という気持ちでいるように心がけていました。あとは何としてもアルゼンチンに行きたい!という気持ちを強く持って、活動先を見つける際には何度も交渉しました。実際2、30の団体に連絡して返信していただけたのが3つしかなく、絶対に離してやらない!と思ってゴリ押ししました(笑)

留学経験を生かして実現したい志

日本に帰国したら日本の“モノ”全てを世界中に届けられるようなお仕事が出来たらなと思っています。実際子供たちと接する中で、“日本”という国そのものに対する需要がとても大きいことを日々感じます。食べ物、アニメ、漫画、キャラクター、、、子供だけでなく大人の方も日本に対してとても興味を持っておられるのに対して、供給がとてつもなく少ないどころか日本のコミュニティは減少していく一方、、、日本ってもっとすごいのに!というモヤモヤを解消できるように、新たな道を切り拓いて行きたいです!

意気込み

そろばん教育を世界に広めたい、そろばん教育は貧困層の子供たちにこそ必要だと信じて今はアルゼンチンで活動していますが、実際現地で生活する中で果たして自分の行動が正しいのか分からなくなる時があります。たくさんの人が道端で凍えながら寝ている姿や、警察も立ち入ることのできない貧困地域を目のあたりにして、自分の行動が本当に誰かを救えているのか、自分が思い描いていた計画を実現すればするほど不安も増えています。でもやはり日本とは違う場所で生活する中で確実に人間性が豊かになりますし、以前の自分とは一回りも二回りも成長することができるので皆さんもたくさんのことにチャレンジしてください!!!まだまだ大変な状況ではありますが強い想いを持って自分のパッションを実現していってください!

いかがでしたか?志豊かなトビタテ生の意気込みはマガジンにて配信中!
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