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模擬留学イベントレポート テーマ進化生物学「植物に学ぶ究極の防御~植物学入門~」

NPO法人 留学フェローシップとのコラボ企画!
海外大学で学ぶ先輩たちが、海外らしいテーマの授業を英語で行う、模擬留学イベント。日本語解説付きです!リアルな留学体験についても語ります。

2022年1月11日
テーマは、進化生物学「植物に学ぶ究極の防御~植物学入門~」

今回の講師は、植木誠さんです。

プロフィール
ケンブリッジ大学2年 柳生正財団海外奨学金4期生
浦和高校卒業。高校時代はオリエンテーニング部、物理部に所属し、科学を熱心に学ぶ。高校の交換留学制度によって2018年に渡英し、Whitgift School に編入。そこでは国際バカロレアを学ぶ。2020年にUniversity of Cambridgeに入学。専攻は物理学。趣味は写真撮影、ボルダリング、読書。

大学について
ケンブリッジ大学 University of Cambridge
ケンブリッジでは、カレッジ制を導入していて、これはケンブリッジとオックスフォードの特殊なものになっています。僕たちはカレッジというものに属していて、食堂などの生活の場がカレッジになっていて、講義等は学科(department)で行われます。また、ケンブリッジは街と一体になっていて、街のいたる所に大学の建物があります。

目次


ー植物に学ぶ究極の防御ー
1.Introduction: plants- the hidden ruler of the world イントロ:植物の凄さ
2. Defence by plants- Physical defense, Defense by poison, Defense by animals  植物の防御:物理的防御・毒による防御・他の生物を利用した防御
3. Conclusion, Possible themes to explore まとめ

植物は地球の生物質量の20%を占めていて、私たちは植物なしでは生きられない。

植物と動物の違いとは?


動物-決定論的発達プラン:体の各々の部分が何になるかは最初から大体決まっている
→簡単には変えられない
植物-柔軟な発達プラン:環境に合わせて成長のパターンが変化する

防御の例


タンニンという成分は緑茶やワインに含まれている。タンニンには渋さがあり、渋さで動物を遠ざけている。実はこの渋さはタンパク質の味である。

まとめ


1.植物は柔軟に体を変化させて環境に適応できる
2.植物は物理的、毒・他の生き物を利用した防御をする
3.毒は多岐にわたっていて、毒が周りの生物に与える影響は広範囲にわたる

ー英語を使えるようになるためにはどうしたらいいですか。


やはり一番はネイティブと話すことです。理想は留学して実際に話していくことですが、日本にいながらできることとしては、英語の本や記事をたくさん読むことですかね。あとは、SNSの使い方も重要だと思っていて、例えば好きな英語の記事や投稿をしているアカウントをフォローして流れてくる記事などを読んでいると、好きな情報を得られて英語も学べるのでおすすめです。ニュース会社が提供しているアプリ等を活用するのも良いと思います。ほかには目標を明確にすることです。やはり自分が成長できた、目標を達成できたという感覚があると、嬉しかったり勉強が続きやすかったりするので、英語の試験だったり、この教材を理解するだったり、目標を立てて続けていくのがいいんじゃないかなと思います。

ー受験において意識したこと、大変だったことは何ですか。


面接があるんですけど、普通面接と言ったら人柄とか聞かれますよね。でもケンブリッジは全然違っていて、部屋に入ったら紙を渡されて問題解いてねみたいな感じでした。その際に意識したのはちゃんと自分の考えを表しながら、コミュニケーションを取りながら問題を解かなければいけなかったので、結構練習はしました。あとは筆記試験の過去問をたくさん解きました。ただ、本番になったらすごく難しい問題で、パニックになってしまったので、ある程度自信をつけておくのと、点数配分を見て、配点が高い部分に時間を使えるようにして行った方がいいと思います。
受験のプロセスに関しては、しっかり睡眠をとることです。睡眠を取らないと精神的にもきつくなってしまうので、勉強をするだけでなく、睡眠をとって、適度に息抜きで運動などをすることをおすすめします。また、友達もとても大切ですね。一緒に勉強したり、息抜きをする友達がいるとモチベーションに繋がると思うので、周りとの関係も大切にしてほしいと思います。留学を意識したきっかけはありますか。


意識したきっかけとしては、高校一年生の時にプログラムでアメリカに九日間行って、ハーバードなどを見学する機会があって、その時に現地の人たちがすごくエネルギッシュで楽しそうだなと思って、自分のやってることが好きなことがすごく伝わってきたので、こういう人たちの中で勉強したいなと思ったことがきっかけです。行こうと思った理由としては、自分自身そんなにリスクテーカーなわけではなく、自分の高校に考古館留学のプログラムがあって、これ使えば行けるじゃんといった感じでいくことを決めました。なので、自分ですごい調べて、受験決意しましたみたいな人はすごく尊敬しています。もう一つの理由としては、自分の周りに学問の話をする環境がなくて、イギリスは科学とか生物が有名なので、もっと話せる人がいるのかなと思ったことです。



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